2016年4月25日
折り込みチラシなどに、建築条件付き土地売買の広告がよく出ています。
案外、立地や価格も心を動かされたりするものですが、建築条件とは、「指定期間内に特定の施工者と工事請負契約を結ぶ」という特約です。
期限に間に合わなければ土地の売買契約は解除されてしまいます。
施工者が指定されていても、設計者は自由に選任できそうに思いますが、実際にはなかなか難しいのが現実です。
そこで建築条件付き土地の問題なところは以下の通りです。
- 通常、土地の売買契約から3ヶ月程度で工事請負契約を結ばなければならず、満足な設計が出来ない。
- 施工者が特定されるので建築費は、割高になりやすい。
- 見積書をチェックして変更などに応じてくれなければ工事契約ができない。
- 施工者の技術力は未知数である。
いろいろ問題がありますが、それでもその土地が気に入っているならば、土地代金を上乗せする事で建築条件を外してもらえる場合もあります。
そうすれば、自分の気に入った設計者や施工者で建築する事が出来ます。 大事な我が家の事ですからねばり強く交渉して見ましょう。